2012年10月9日火曜日

打つ瞬間に手の内を絞ろう

平成24年10月5日(金)

天高く馬肥ゆる秋ですが、みなさん体調はいかがですか。急に涼しくなり、夏の暑さに慣れた体に締まった冷たい空気が入り込んで、喉や鼻のが痛くなったりしていませんか。マスクをするなどして、なるべく湿った空気が肺に入るようにし、喉風邪を引かないように注意して、楽しく稽古をしましょう!
  

参加者

指導者: 高橋章先生
指導補助: 藤澤秀行
当番: 佐藤さん
小学生: 今川七海、中村玄、木村壮太郎、中村烈、藤澤実吏、藤澤秀一朗、佐藤辰樹
中学生: 山本龍哉、高橋漱
(欠席 小学生 作山弘樹、中学生 菅原繭、佐々木はるな、佐々木瑠奈)

稽古内容

小学生は試合から始まりました。
 試合から始める良さは次の事柄が挙げられるのではないでしょうか。

  1. 勝ち負けで緊張感が出て、競争心が芽生え、相手に勝つためにどうすれば良いかを自分で考え始めます。
  2. 試合に負けた場合、先生からどこが良くなかったか指摘を受けることで自分の剣道を見直すことが出来ます。
  3. 勝った時の剣道を自分の体で覚え、次の剣道に生かそうとします。
  4. 剣道で勝つことの喜びを体験します。

 試合のあとで、高橋先生が教える中学生・小学生の中級者グループと、私が教える小学生初心者のグループに分かれてそれぞれ稽古をしました。

 私が教えた生徒(木村壮太郎、中村烈、藤澤実吏、藤澤秀一朗、佐藤辰樹)について書きます。
 
 木村壮太郎はだんだんと体の軸が定まってきました。私との稽古では、メンを打つ時の手の内を内側に絞り込むよう指導したところ、それまでは肩に力が入った芯の弱い打ちだったのが、自然な力で打つことが出来ました。まだ打突と右足の踏み込みがちぐはぐになりがちなので、打ちこみをしながら踏み込みのタイミングを取れるよう指導していきたいと思います。

 中村烈は途中から体調が悪くなり、後は見取稽古をしました。どうぞお大事に。

 藤澤実吏は積極性が出てきました。手足が同時に出るよう練習すること、前のめりにならないよう気をつけること、勝ち負けに囚われず試合でも練習の打ちが出来るようにすることなどを心がけたいですね。

 藤澤秀一朗はすばしっこさと負けん気が強いところはいいのですが、相討ちが多く、また打った後残心が取れていなかったり、打突部位から外れて打ったりして一本として認められないことが多いです。それらに気をつけて練習したいものです。

 佐藤辰樹は今年から始めましたが、積極性があるところがとてもいいです。今後は摺り足からのメンやコテがしっかりと出来るようになればいいですね。

 以上、私見を述べました。試合から入る稽古は生徒のみんなにいい意味での緊張感を与えているようです。次の試合まであと6回の稽古を残すのみとなりました。悔いの残らぬよう練習を一生懸命にしたいですね。

文責: 藤澤

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